安心と信頼のS&P500連動バンガードETF【VOO】

【VOO】とはアメリカ株式市場の代表的指数であるS&P500に連動するETFです。
VOOは手数料が低いことで有名なバンガード社が運営しています。

「VOOに投資すれば優秀な投資家になれる」

ともいわれることがあります。
なぜなら頻繁に売買を繰り返すプロのファンドマネージャーのほとんどは、このVOOに負けてしまうからです。
それでは詳細をみていきましょう。

S&P500とは

S&P500とはアメリカにある証券取引所に上場している銘柄から代表的に500銘柄を選択し、時価総額加重平均で計算される株式指数です。
時価総額加重平均型株式指数では時価総額の高さに従って構成割合が定まります。
例えば時価総額が極めて高いアップルやマイクロソフトはS&P500の構成割合も高くなります。
そのためアップルやマイクロソフトの株価動向がS&P500にも大きな影響を与えるようになっています。
とはいえ500銘柄を集めているため、これらの大企業の構成割合は3%から5%に収まっています。

VOOの概要

データソースはバンガードのファクトシート(2019年6月30日時点)です。

ベンチマークS&P500指数
ティッカーVOO
経費率0.03%
ETF純資産総額1,149.60億ドル
ファンド純資産総額4,831.71億ドル
配当スケジュール四半期毎
設定日2010年9月7日
上場取引所NYSE Arca

VOOの最も特徴的なところは信託報酬がなんと0.03%しかないことにあります!
普通の投資信託だと信託報酬が1%を超えるものも数多くあるなか、たったの0.03%というのは衝撃の低さだといえます。

それに加えてETF純資産が1149億ドル、これは日本円にして約12兆4000億円にもなります。
これだけの規模があるからこそ手数料も安くなりますし、このETFが資産不足で運用停止することもほとんど無いといっていいと思います。

VOOの詳細データ

構成株式銘柄数509
時価総額の中央値1,132億ドル
株価収益率20.5倍
株価純資産倍率3.2倍
株主資本利益率16.8%
利益成長率10.5%
売買回転率3.7%
標準偏差12.19%

VOOの産業構成

情報技術21.5%
ヘルスケア14.2%
金融13.1%
コミュニケーション・サービス10.2%
一般消費財・サービス10.2%
資本財・サービス9.4%
生活必需品7.3%
エネルギー5.0%
公益事業3.3%
不動産3.0%

産業構成は情報技術(ハイテク)が21.5%、ヘルスケアが14.2%、金融が13.1%と続きます。
特にハイテク産業の比率が高くなってきています。
ここ10年のハイテクセクターは急成長を遂げ、他セクターに区分されているアマゾンやアルファベット(グーグルの親会社)、フェイスブックを含めれば最も良いリターンを残してきました。

またヘルスケアや金融もアメリカの主要産業となっています。
アメリカの医療技術の高さがヘルスケアセクターを支え、そして世界で一番富が集まる国でもあるため金融産業の規模も大きいです。

VOOの保有上位10銘柄

Microsoft Corp.4.2%
Apple Inc.3.5%
Amazon.com Inc.3.2%
Alphabet Inc.2.7%
Facebook Inc.1.9%
Berkshire Hathaway Inc.1.7%
Johnson & Johnson1.5%
JPMorgan Chase & Co.1.5%
Exxon Mobil Corp.1.3%
Visa Inc.1.2%
純資産総額に占める上位10銘柄の割合22.7%

VOOの構成比率TOP10です。
マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブックとそうそうたる企業が並び立ちます。
後ろの4社は頭文字をとってGAFAとも呼ばれている超有名企業です。

マイクロソフトはOSのウィンドウズやソフトウェアのワード・エクセル・パワーポイント、アップルはiPhone、アルファベットはインターネット検索サービスのグーグルで有名です。
アマゾンはその名のとおりAmazonが有名で、言い換えるとECサイトの大手です。
フェイスブックはSNSの大手で、フェイスブック以外にもインスタグラムを運営しています。

VOOのトータルリターン

2019年6月30日までのトータルリターンです。

過去1年10.40%
過去3年14.15%
過去5年10.67%
設定来(2010~)14.23%

この記事を書いたときに最も驚いたのはこのトータルリターンの安定性です。
ここまで安定して年率10%を超えてくるのは凄いとしかいいようがありません。
プロのファンドマネージャーの9割が市場平均、すなわちVOOに負けてしまうわけですが、それも納得の成績です。
このサイトでは各セクターを分析していますが、実際にポートフォリオを組む際はVOOを主軸に置くべきだと考えたくなるレベルです。

VOOの分配金情報

分配金の単位はドルです。

2019年

2019/09/261.3014
2019/06/271.3859
2019/03/211.4551
合計(暫定)4.1424

2018年

2018/12/171.289
2018/09/261.2067
2018/06/281.1573
2018/03/261.0837
合計4.7367

2017年

2017/12/261.1839
2017/09/201.176
2017/06/231.01
2017/03/220.998
合計4.3679

配当金が安定して出るのもVOOの魅力ですね。

VOOの株価指標

予想PER:18.18(2019年9月30日時点、モーニングスターHPより)

配当利回り:1.97%(2019年10月22日時点)

VOOのまとめ

伝説の投資家でありバークシャーハサウェイのCEOでもあるウォーレン・バフェットはプロではない個人投資家にVOOをすすめています。
プロのファンドマネージャーの9割に勝てるVOOですから、長い長い過去の結果から言えばほとんどの投資家はVOOに投資すべきだともいえます。

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