【決算祭り】ユナイテッドヘルス、フィリップモリスの決算【2019年Q2】

2019年7月18日

こんにちは、アーサーです。

今日はアメリカ保険大手ユナイテッドヘルスとタバコ企業フィリップモリスの決算を見ていきます。

ユナイテッドヘルス

売上の単位はB(10億ドル)が正しい。

ユナイテッドヘルスの決算が出ました。

EPSは予想が$3.45に対して$3.60
売上は予想が$60.52Bに対して$60.60Bとどちらも上回りました。

高い成長率を維持できていますね。

ユナイテッドヘルスの決算は良かったです。
調整後EPSは年率約15%、売上は約8%の成長を見せています。

ユナイテッドヘルスの主力である健康保険プランを販売する事業の売上高は、前年同期比で6%近く増加して486億ドルとなりました。
処方薬の利益を管理し、ヘルスケアデータ分析サービスを提供するオプタム部門(薬剤給付管理)の収益は、13.4%増の280億ドルでした。

同社は、通年の調整後利益予想を1株当たり$14.50-$14.75から$14.70-$14.90に引き上げました。
売上もすこしばかり上方修正がされており、ユナイテッドヘルスの好調さを感じさせます。

国民皆保険制度のリスクが懸念とされ割安になっているので、投資先としては悪くないと思います。
とはいえ政策次第では保険事業が壊滅的になる恐れがあることから、ヘルスケアセクターETFであるVHTで間接的に保有してリスク分散する方が安全です。

フィリップモリス

米国タバコ大手フィリップモリスの決算です。

EPSは予想$1.32に対し$1.46
売上は予想$7.38Bに対し$7.7Bとどちらも上回ることに成功しました。

フィリップモリスはタバコの大手会社です。
タバコ市場は縮小が予想されていましたが、今回の決算は良好でしたね。

当四半期のタバコ出荷台数が3.6%の減少となる中で、加熱タバコユニットの出荷台数が37%も増加したため、全体では1.4%の減少に食い止めることに成功しています。

さらにフィリップモリスは通年のEPS見通しを4.87ドルから4.94ドルに引き上げました。

売上は前年同期比で-0.3%、利益は+3.8%となりました。

タバコ市場の未来は?

人間の寿命は今後も伸びることを考慮すると、新しい世代が出てくるたびに健康志向が強くなる傾向は止まらないと思います。
また60歳以上は他の年代と比べてたばこを吸わないこともタバコ市場にとっては痛手です。

(参考:成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)

タバコを吸わなくてもスマホで音楽を聴いたり動画を楽しんだりすることでストレスの解消ができるため、娯楽がさらに増えると予想される未来ではタバコの選択肢が弱くなってしまいます。

そのため長期的には縮小を避けられない産業だと思いますが、過去の長期リターンが素晴らしかったことも事実です。

過去の成績を取るか、将来の予想を取るかはあなた次第です。

関連記事です。

ジョンソンエンドジョンソンの決算から医薬品の減価問題を考えてみました。