【SPXL】レバレッジETFは低金利と好相性

こんにちは、アーサーです。
前回の記事でもまとめましたが、最近はアメリカでも低金利に拍車がかかっています。
米国債の利回りは低下を続け、マイナス金利を目指す!?なぜ国債利回りが減少しているか解説! | アーサーの米国株セクター投資
こんにちは、アーサーです。 米国株市場のここ1ヶ月は特に乱高下相場となっており、気持ち的に揺さぶられてしまいそうな状況ですよね。 しかし株の値動きは上下のどちらにいくかわからない…

米国債10年利回りも1.5%を割るところまで来てしまいました。
しかしこのような状況はレバレッジETFには追い風になります。
低金利がレバレッジETFを助ける
低金利がレバレッジETFを助けると聞いて、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、レバレッジETFには金利コストがかかるのです。
【SPXL】レバレッジETFの隠れた大きなコスト | アーサーの米国株セクター投資
こんにちは、アーサーです。 3倍レバレッジETFの記事をこれまでに2つあげましたが、今回はその補足としてレバレッジETFの隠れたコストについて書きたいと思います。 【3倍レバレッ…
【金利コストはどれくらい?】
先物にかかる金利コストは短期金利に依存します。 2019年6月5日時点の政策金利(上限)は2.5%となっています。
2倍レバレッジETFの場合、金利コストが年2.5%になるということですね。
【3倍レバレッジETFは金利コストも高くなる】3倍レバレッジETFでは2倍レバレッジETFの2倍コストがかかってきます。
レバレッジETFの中でも人気なSPXLは3倍レバレッジなので金利コストも高くつきます。
現在の政策金利(上限)は2.25%なので、3倍レバレッジETFの金利コストは年4.5%になります。
しかし米中貿易戦争というリスクが顕在化したことによりFRBはさらなる利下げをする可能性が高く、したがってレバレッジETFの金利コストも下がっていくことが予想されます。
レバレッジETFは大きく暴落するので取り扱いに注意
しかし低金利になっていく最中は株価も暴落することが多く、SPXLなどの株式レバレッジETFはさらなる暴落に見舞われることになってしまいます。
最悪の場合、99%も暴落してしまうこともあります。
逆にいえば、大きく暴落したところでレバレッジETFに投資を行い、その後に株価が反発すれば大きなリターンを期待することができます。
このタイミング戦略は実際のところかなり難しいですが、少額でレバレッジETFに投資するなら不可能ではないと思います。
大暴落時のカウンターとして活用することが最も望ましく、頭の中にキープしておきたい戦略です。
おすすめレバレッジETF
王道はS&P500に3倍レバレッジをかけているSPXLですね。
【3倍レバレッジETF】SPXLとの付き合い方【S&P500】 | アーサーの米国株セクター投資
こんにちは、アーサーです。 退職金ぶちこみ太郎さんがSPXLの記事をあげていましたので私も記事にしたいと思います。 基本的なことはぶちこみさんの記事で分かると思うので、私は補足に…
しかしヘルスケアセクターに3倍レバレッジをかけているCUREも大変魅力的です。
なぜならヘルスケアセクターはディフェンシブであるため大暴落しづらく、その結果最終的なリターンが良くなる傾向にあるからです。
ちなみに私もCUREに余剰資金の10%を投資しています。
【3倍レバレッジETF】CUREはかわいい名前だけど怖いETF【ヘルスケアセクター】 | アーサーの米国株セクター投資
こんにちは、アーサーです。 先日退職金ぶちこみ太郎さんに触発されてSPXLの記事を書きました。 【3倍レバレッジETF】SPXLとの付き合い方【S&P500】 | arthurb…
超長期米国国債に3倍レバレッジをかけたTMFも面白いETFです。
金利が下がる局面では大きく上昇するので、暴落対策に打ってつけです。
ただし金利が上がると悲惨なことになる場合もありますが。。
レバレッジETFを活用する投資家
米国株村ではとても有名な方で、全力米国株さんはSPXLやCURE、TQQQ(QQQの3倍レバレッジ)、TMFなどに多くの投資資金を投入していらっしゃいます。
ツイッターでも有益な投資情報を流していただいており、いつもお世話になっています。
最後に
レバレッジETFについて勉強したいなら以下の5記事には目を通しておくと良いと思います。
押さえておきたいレバレッジETFを勉強できる記事5選 | アーサーの米国株セクター投資
こんにちは、アーサーです。 レバレッジETFは普通のETFと違い大きな値動きをすることが特徴です。 しかしレバレッジETFは先物などで運用されているため、内情がよくわからない方も…
また、先ほども申し上げた通りレバレッジETFは99%もの暴落をすることがあるので、借金することはないとはいえ多額の資金を投入することは大きなリスクが伴います。
当ブログではレバレッジETFに対してはあくまで少額での投資をおすすめします。