J&J、JPモルガン、ゴールドマンサックスは好決算!【2019年Q2】

2019年7月16日

こんにちは、アーサーです。

今日は決算祭り次鋒のJ&J、JPモルガン、ゴールドマンサックスの決算がありました。
結果はどれも良いものでした。

ジョンソンエンドジョンソン

こちらはジョンソンエンドジョンソンの決算です。

EPSは予想が$2.46に対し$2.58
売上は予想が$20.29Bに対し$20.56Bと好決算でした。
ただ売上が年率-1.3%になっているのは懸念事項ですね。

ジョンソンエンドジョンソンの決算はEPS、売上ともに良かったですね。
通期の売上予想に$80.4B-$81.2Bから$80.8B-$81.6Bの上方修正が出ています。

とはいえ売上の年率は-1.3%と不調です。
米国内の売上は年率-2.2%となっており、医薬品の減価問題が影響しているものと考えられます。

ジョンソンエンドジョンソンについては海外売上比率が約5割なため、ドル高の影響で売上が約3%落ちていることも響いています。
ドル高が長く続くわけではないと考えるなら、割安と判断することもできますね。

ドル高の影響を除けば海外売上は年率5.5%の成長を達成しているので、今後のジョンソンエンドジョンソンはより国際企業になっていく可能性が高いです。
ここから世界経済は停滞するかもしれませんが、ヘルスケアセクターは不景気耐性が強いので他セクターと比べてそこまで大きな問題にはなりません。

JPモルガン

JPモルガンの決算が出ました。

EPSは予想が$2.50に対し$2.82、売上は予想が$28.9Bに対し$29.57Bと好調な決算のようです。

JPモルガンもEPS、売上ともに予想をクリアしてきました。
前年同期と比べて利益が16%、売上が4%の上昇です。

これほどの好成績になった理由は政策金利の上昇です。
個人向け銀行業務部門では特に好調な四半期を迎えました。
同事業は、受取利息の大幅な増加により、前年同期比22%増の41億7000万ドルの税引前利益を計上しました。

アメリカの銀行は米国経済の好調を受けて、ここ数年着実に金利を引き上げるという連邦準備制度の決定から恩恵を受けています。

しかし、その恩恵は終わりに近づいているかもしれません。
世界経済の減速や米中貿易戦争など外的要因のリスク上昇を受けて、FRBはおそらく今月末には金利を引き下げると広く予想されています。

JPモルガンの投資銀行部門は逆に不調となっており、税引前利益は前年同期比で8%減少、売上は9%の減少となりました。

ゴールドマンサックス

ゴールドマンサックスの決算です。

EPSは予想が$4.93に対し$5.81
売上は予想が$8.8Bに対し$9.46Bと予想を大きく上回りました。
米国大手銀行の快進撃が続きます。

ゴールドマンサックスの決算はアナリスト予想に対して素晴らしいものとなりました。
特に投資&貸付事業が成功し売上が前年同期比16%増、利益は他事業が減益する中で1%増となっています。

ゴールドマンサックス全体では前年同期比で売上が-2%、利益が-7%となりました。
これは投資銀行、機関投資家向けサービス事業などが減収減益であるためです。

長期的には投資関連事業は縮小に向かうと予想されている中でゴールドマンサックスは健闘した、という評価ですね。

アナリスト予想を上回る決算が続く

金融セクターはこれまでシティグループ、JPモルガン、ゴールドマンサックスと好決算を出し続けています。
このこと自体は高評価です。

しかしすぐに利下げが行われる可能性が高く、また経営状況が悪化する可能性があります。
その状況下では米国大手銀行への投資は簡単ではないですね。

ヘルスケアセクターはJ&Jがそれなりに良い決算を出しましたが、医薬品の減価問題を吹き飛ばすにはほど遠い結果となりました。
来週後半から他の製薬会社が決算を出すので、その結果をよく分析したいと思います。

前日に行われたシティグループの決算についての記事です。