VGSHは米国短期国債ETF。非常にディフェンシブなためドルの運用先におすすめ

2019年6月27日

こんにちは、アーサーです。

最近は市場がどんどん敏感になってきていますね。 乱高下が続く中、今回はVGSHというETFを紹介したいと思います。

米国短期国債とは

VGSHは米国短期国債ETFです。 さて、米国短期国債とは何でしょうか?

国債は国が発行している債券です。 短期債券残存期間が例えば3年未満など短い債券のことをいいます。

米国短期国債アメリカ政府が発行している残存期間が残り少ない債券だと説明できますね。

アメリカが発行している国債は信用が高い

アメリカ合衆国という超大国が発行している国債になるため、そう簡単にデフォルトにはなりません。 これがエクアドルやギリシャなどの中小国になるとデフォルトになる可能性もそれなりに出てきます。

デフォルトすると何がまずいのかというと、国債を購入した投資家から信用を失ってしまうことです。 国債投資家からの信用を失うと国は借金がしづらくなります。

例えばA国で外貨建て国債がデフォルトされたと考えます。 そうすると、外国人投資家はA国の国債をかなり買いづらくなります。

A国に外貨が入ってこなくなるため、A国に残るのは自国の通貨と資源や農作物になります。 しかし国債がデフォルトするときは経済状態も悲惨なことになっているため、A国の国民は「残ったわずかな資源や農作物を奪い合うような状況」に陥ってしまいます。

その「残ったわずかな資源や農作物を奪い合うような状況」に起きることが「ハイパーインフレ」です。 そうなれば食物を簡単に手に入れることができなくなるだけでなく、もはや治安を維持するのも難しくなってしまうでしょう。

アメリカ合衆国は国民に投資家が多いですし、株価の良しあしが選挙に関わってくるため、少なくとも当面はデフォルトする心配がないですね。

VGSHはBSVより金利が低い

VGSHは米国短期債券BSVと同様、信頼度が高いバンガード社が運営しています。 信託報酬は2019年6月27日時点で0.07%です。

バンガード社の米国短期国債ETFの指標です。
残存期間の短さが魅力 *バンガードHPより

残存期間は1.9年とかなり低くなっています。 国債よりは安全性の低い社債を含むBSVの金利は2.20%(2019年5月31日時点)となっており,VGSHは金利が低い分、安全性を高めているといえます。

外貨預金より魅力が高い

外貨預金について、現時点で三井住友銀行は0.2%、住信SBIネット銀行は0.7%となっています。 1%後半の利回りを期待できるVGSHの方が、運用先としては魅力的ですね。

関連記事です。

アメリカ短期債券ETF【BSV】について紹介した記事です。

米中貿易戦争の影響で超短期債券のETFが人気になっています。

世界大恐慌の可能性について考えた記事です。