バフェットの会社バークシャー・ハサウェイの決算【2019年8月第1週】

2019年8月4日

バフェットが経営している会社バークシャー・ハサウェイが2019年第二四半期の決算を行いました。

こんにちは、アーサーです。

今回はその決算を見ていきます。

(この記事の内容には、個人の主観が含まれます。誤りがある場合もあります。また、投資の判断はご自身で行うようにしてください。上記をご理解の上、ご覧ください。)

バークシャー・ハサウェイ BRK.B

バークシャー・ハサウェイ決算
Berkshire Hathaway(NYSE:BRK.B) Q2’19
営業利益 $6.14B (-10.9%)

最も著名な投資家であるウォーレンバフェット氏は会計基準の変更後は営業利益に注目してほしいと「株主への手紙」で言及しています。
純利益は保有株式の含み益や含み損を含むようになったため、バークシャー・ハサウェイを評価する場合は営業利益を利用したほうがいいです。

その観点でいくと、今期のパフォーマンスはあまりよくないようです。
営業利益は前年同期比で-10.9%となってしまいました。
売上は同じく前年同期比で2%増となっています。

バークシャー・ハサウェイという企業はただの投資企業ではありません。
というより、もはや事業会社といったほうがいいかもしれません。

税制改革法による一時益により、2017年の利益は大きくなっています。

(参考・上記画像引用元:ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイの年次報告書を解説! 事業会社にシフトしつつあるバークシャー・ハサウェイの狙いとは?

バークシャー・ハサウェイは投資だけでなく製造・サービス・小売業や鉄道、保険、公益とエネルギー事業なども行っています。
そのすべてを合計したものがバークシャーの利益となっていきます。

セグメントがばらばらなので、バークシャー・ハサウェイという企業を理解するのは難しいです。

今期決算のバランスシートを見ますと、株式(Investments in equity securities)は2005億ドルの保有となっており、これは総資産の約26%となっています。

このうちの約69%が5社に集中しており、アップルが505億ドル (バークシャー・ハサウェイ総資産の6.6%) 、バンクオブアメリカが276億ドル(3.6%)、ウェルスファーゴが205億ドル(2.7%)、コカコーラが204億ドル(2.7%)、アメリカンエキスプレスが187億ドル(2.5%)となりました。

アップルだけで約5兆円も投資しているとは、すごい規模としか言いようがないです。

コカコーラは堅実な投資先だといえますので、他のアップルや金融株のパフォーマンスがバークシャー・ハサウェイの業績に大きな影響を与えるのは間違いないですね。

現金や短期債券は1223億ドルも抱えており、これは総資産の16.1%にあたります。
もし金融危機が起こればこの大量の現金を投資に使うものと思われます。

ちなみに半年前の現金及び短期債券は1118億ドルで、そこから9%も増えたことになります。
大企業を買収するという話も出ていますが、それよりは長く続いた好景気後のリセッションを待っているようにも見えます。

現金比率を少し増やすだけなら、リセッション予想がはずれても大きなダメージになるわけではないですからね。

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