【米国株】ハイテクセクターが絶好調!2020年最初の3週間を振り返る【セクター振り返り】

セクター分析

こんにちは、アーサーです。

2020年は株高スタートとなりました。
今回はその株高の内容について深く見ていきたいと思います。

S&P500マップ(年初来)

(finvizより)

一番目立つのがグーグルの親会社アルファベットです。
たったの3週間で+10%を超えるパフォーマンスを叩き出しています。
去年80%を超える株高を演じたアップル、大手SNSのフェイスブックも+8%を超えてきています。
マイクロソフトも6%近く伸びているなか、アマゾンだけは+0.91%にとどまる結果となりました。

決済ネットワークで有名なビザ、マスターカードも+8%を超えています。
この二大企業はハイテクセクターに区分されており、同セクターのパフォーマンスを押し上げました。

不安になるのが金融セクター、特にウェルズ・ファーゴは決算が悪かったので-8%となってしまいました。
この株高の中、大手銀行の決算が株式市場の予想より悪かったのは不気味さを感じさせます。

しかしながら総じてGAFAM(グーグル、アルファベット、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)やMVP(マスターカード、ビザ、ペイパル)がこの絶好調相場を引っ張っています。

セクター別パフォーマンス(年初来)

(Fidelityより)

セクターで見るとさすがに数字は落ちますが、ハイテクセクターは+5.12%を記録しています。
アルファベットとフェイスブックが属している通信コミュニケーション(通信コミュ)セクターも+4.27%となかなかのパフォーマンスです。

ヘルスケアセクターは5番手に終わっていますが、ここ3ヶ月は+14.98%と急伸しています。
国民皆保険政策を掲げている民主党のサンダース氏(最新の世論調査で2位)とウォーレン氏(同3位)がここ最近は支持率を落としてバイデン氏に1位の座を渡していることが大きいです。
国民皆保険政策は民間保険会社に勤めている50万人規模の雇用を不安定にさせるものと見られ始めており、サンダース氏とウォーレン氏は不利な状況に立たされています。

リンク:米国株セクター分析の記事まとめ

注目企業の決算まとめ

大手銀行のうちJPモルガンとシティグループは悪くない決算でした。
しかしウェルズ・ファーゴは予想を下回る決算だったため暴落していまいました。

金融市場はさらなる利下げを予想し始めており、それが大手銀行株の不調をまねいています。
政策金利が低いと大手銀行はさらに金利が低い普通預金や定期預金との「利ざや」を取ることが難しくなってしまうからです。

投資銀行部門も一部の業務は長期的な見通しが難しくなってきています。
なぜならインデックス投資が流行したため、わざわざ手数料の高い投資銀行に資産を託す必要がなくなってきたからです。

大手保険のユナイテッドヘルスですが、売上は予想を下回りましたがEPSが思った以上に伸びたことで株価は上昇しました。
成長率は落ちてきていますが、増配をハイペースで続けてきており今後は高いレベルの株主還元を期待できそうです。