【政策金利】利下げは米国株にどのような影響をするか?

2019年6月5日

こんにちは、アーサーです。

ついにFRBのパウエル議長が利下げを示唆し始めました。はたして今回の利下げは米国株式市場にどのような影響を与えるでしょうか?

政策金利とは

FRBなどの中央銀行は政策金利を動かすことができます。 決められた政策金利に従って短期金融市場の金利も操作されます。

例えば政策金利が3~3.25%なら短期金融商品である米国債3ヶ月物の金利も3~3.25%周辺になります。

本来、金利が下がることはいいこと

単純に金利が下がることは企業や個人がお金を借りやすくなるため、経済活動を良好にします。 逆に金利が上がるとお金を借りづらくなってしまうため、例えば経営計画に支障が生じる場合もあります。

ちなみに3倍レバレッジETFも金利の影響を受けます。 利下げになれば3倍レバレッジETFの金利コストも下がるのでその分投資しやすくなりますね。

利下げのもう一つの意味

しかし利下げが行われるときは大抵の場合、経済の状態が良くないときが多いです。 不景気になりそうなとき、政策金利を下げることで経済状態がさらに悪化することを防ぐことができます。

ただ、それは中央銀行が不景気を認めることにもなります。

米中貿易戦争が意識されている

今回の利下げの件は米中貿易戦争による世界経済の停滞を警戒してのことだと思います。 しかし現状のアメリカ経済は好調でもあるため、予想は難しいです。

単純に2つのシナリオを考えてみる

FRBが利下げをした場合の2つのシナリオを考えてみます。

シナリオ① 米中貿易協議がまとまり、貿易が活発になる

米国株は上昇、特に中国関連企業の株価はこれまでの低調から一転して伸びていきそうです。 ただ長期的にみると、中国がアメリカの大きなライバルとなっていくことが不安材料になります。

シナリオ② 米中貿易戦争が激しくなる

米国株は暴落し、各国の経済状態も悪化することが予想されます。 長期的には、米中貿易戦争の勝者が大きな恩恵を受けることになります。

リスク許容度の再確認が、長期投資を助ける

現局面は予想が簡単ではないので、今一度自分のリスク許容度を確認するべきです。 暴落したときのシミュレーションをすることである程度自分のリスク許容度を把握することができるため、現在長期投資をしている方におすすめします。